
NFTを取り扱う世界最大のオープンマーケットである”OpenSea“。
当記事では、OpenSeaにて取引開始するために必要な、暗号通貨取引所の口座開設~MetaMask(メタマスク)へ送金するまでの方法・手順を説明させて頂きます。
因みにMetamask(メタマスク)とは、イーサリアムやイーサリアム系のトークンを管理、送金、受け取りすることができるWebウォレットです。
身近な例えをすれば、<イーサリアムを保管するお財布です。
OpenSeaでNFTを売買するためには、イーサリアムが必要のため、MetaMask (メタマスク) が必要です。
今回は、筆者が実際に使用している暗号通貨取引所:コインチェック(Coincheck) を例として説明させて頂きます。
Contents
仮想通貨取引所 コインチェックの口座開設方法|3STEP
まずは実際に、コインチェックの口座開設までの流れを手順ごとに紹介させて頂きます。
手続き操作自体は簡単で、隙間時間にスマホからでもOKです。早ければ5分~10分で完了します。
運転免許証などの本人確認書類を手元に準備しましょう。
STEP1:アカウント登録
上記ボタンをクリックし、メールアドレスと半角英数字混合のパスワードを設定してください。

「私はロボットではありません」にチェックし、会員登録をクリック。
登録用メールが届くので、記載されたリンクをクリックして登録完了です。
STEP2:必要情報を入力
口座開設に向けて、必要情報を入力していきます。全てスマホで完結します。

作成したアカウントにログインし、必要情報を入力していきます。この画面からスタートしていきます。
- 各種重要事項確認(チェックのみです)
- 電話番号
- 名前・住所
- 職業など
手順3:本人確認書類を提出
手元に準備した本人確認書を登録していきます。
- 選択した本人確認書類の写真をアップロード
- 「かんたん本人確認」というスマホカメラで顔と本人確認書類を撮影
これで口座開設は完了なので、口座へ日本円を入金すればイーサリアムなどの暗号通貨を購入でき、NFTの売買をはじめられます。
Coincheckの公式動画がわかりやすいと思います。
コインチェック(Coincheck)での日本円入金及びイーサリアム購入
コインチェックのTop画面を開く
コインチェックTop画面左横にある、【日本円の入金】をクリックします。

日本円の入金
日本円をコインチェック(Coincheck)に入金します。
今回は例として【銀行振込】で1万円を入金します。各自都合の良い振込方法をご選択ください。

無事1万円の入金が確認できました。

イーサリアムを購入
入金した日本円でイーサリアムを購入します。コインチェックTop画面左の【販売所(購入)】をクリックします。

イーサリアム(ETH)を選択します。
今回は1万円分を購入したいと思います。
金額に問題なければ、一番下にある【購入】をクリックします。

購入後、イーサリアム(ETH)がきちんと購入されているか、念のため確認しましょう。Coincheck(コインチェック)への手数料がひかれた金額が表示されます。

MetaMask(メタマスク)の設定方法
MetaMask (メタマスク) はPCとスマートフォンで利用することができます。
今回はPCで設定する手順をお伝えします。ブラウザは【Chrome】を使用します。
*スマホからでも利用可能です。スマホの場合MetaMaskのアプリをインストールする必要があります。
まずはWebブラウザの拡張機能をインストールする必要があります。
初めに、Googleにて”Google Metamask”で検索します。
すると、【MateMask-Chrome ウェブストア】と表示がでてきますので、クリックします。

Chromeの拡張機能として、MetaMaskをインストールするには、まずChromeウェブストアにアクセスし、【Chromeに追加】をクリックします。
まずは右上の【Chromeに追加】をクリックしてください。

すると下の画像のようなポップアップが表示されるので、【拡張機能の追加】をクリックします。

以上でMateMaskのインストールは完了しました。”MetaMaskにようこそ”と表示されます。

MateMask (メタマスク) の初期設定
それでは、インストールも終了したので、初期設定をしていきます。
上記画面の【開始】をクリックします。
初めてMetaMaskを作成する場合は、右側の【ウォレットの作成】をクリックします。

個人情報の取り扱いに関する確認です。プライバシーポリシーをきちんと確認の上、同意できる方は【同意します】をクリックします。

同意ボタンを押すと、新規パスワードを作成する必要があります。
最低8文字を入れる必要があります。
パスワードを入れたら、使用条件を確認の上、【作成】をクリックします。
このパスワードはMetaMaskを稼働する際、必ず必要となりますので、メモをしておきましょう。

ウォレットの保護に関する、短い動画を視聴します。
この「リカバリーフレーズ」はアカウントを復元させる際に必要となります。まずは動画を視聴し、【次へ】をクリックします。

次へをおすと、下記のように秘密フレーズがでてきます。
黒影の【秘密の言葉を表示するには、ここをクリック】をクリックすると、12個の単語が表示されます。
この12個の単語及び並びからが重要となりますので、必ず個人で保存し、第三者には見せないようにしてください。
このリカバリーフレーズの保存が完了したら、【次へ】をクリックします。

次の画面で、先ほど保存したフレーズを、順番にクリックして並べていきます。
並べ終わったら、【確認】を押します。これで設定は完了です。


秘密鍵の保存方法に関して
MateMaskには、先ほど紹介した「パスフレーズ」とは別に秘密鍵が設定されております。
秘密鍵は自分のアカウントにウォレットをインポートするのに必要です。
ウォレットを保存するには、まずメインがメインの【︙】を選択し、【アカウントの詳細】をクリックします。

すると、以下のような画面が表示されるので、【秘密鍵のエクスポート】をクリックします。

次にパスワードを入力し、確認ボタンをおします。

すると、秘密鍵が表示されます。文字列が表示されるのでコピーし、安全な場所に管理しておく必要があります。
秘密鍵を紛失してしまうと、ウォレットに保管していた通貨は取り出せなくなってしまうので注意が必要です。また第三者には絶対に教えないようにしましょう。

以上が設定方法です。
MetaMask(メタマスク)に送金

購入したイーサリアムをMetaMask(メタマスク)へ送金します。
*初めて送金する際は2段階認証を設定する必要があります。
初めて【コイン送金】をクリックする際、2段階認証への手続きが進みます。
Top画面の【コイン送金】をクリックします。

購入したイーサリアムをMetaMaskへ送金します
*初めて送金する際は2段階認証を設定する必要があります。
初めて【コイン送金】をクリックする際、2段階認証への手続きが進みます。
宛先登録
Top画面の【コイン送金】をクリックします。

下の画面が表示されます。
今回はイーサリアム(ETH)を、MetaMaskに送金します。送金する通貨が【Ethereum】であることを確認します。

【宛先を追加/編集】をクリックします。
「ETH」であることを確認し、【新規追加】をクリックします。


①イーサリアムを送金するので、【Ethereum】を選択します。
②ラベルは任意です。今回はMetaMaskと仮で設定しました。
③MetaMaskで確認する宛先をペーストします。
宛先を確認するため、MetaMaskをまずは起動します。
MetaMaskの設定が未実施の方は、下記記事を参照の上、手続きください。
MetaMaskのメイン画面のアカウント名にカーソルを合わせると、「クリップボードにコピー」と表示されるので、クリックします。
これが送付先のアドレスとなります。

④SMS認証で確認したコードを入力します。
⑤必要事項を入力後、追加をクリックします。
宛先登録の確認メールが届きます。以上で宛先の登録は完了です。
送金する金額を入力してMetaMaskへ送金
上記で保存した送金先にEthereumを送金します。

念のため、宛先は再確認ください。
①宛先を確認します。先ほど登録したアドレスか、念のため確認します。
②送金先サービス名を入力します。
MetaMaskは2022年6月時点で、選択肢にありませんでした。そのため、「その他」を選択し、【MetaMask】を入力しました。
また今回は、個人のMetaMaskに送金します。そのため、受取人種別は【本人への送金】を選択しました。
③送金額を入力します。
④【次へ】をクリックします。
申請内容の確認
申請内容の確認をします。
内容に間違いがなければ、二段階認証の数字を入力します。
利用規約の規定を確認し、【申し込みを確定する】をクリックします。

以上で送金手続きは完了です。
MetaMaskでも入金が確認できました。

送金手続きには時間を要する場合があります。時間に余裕をもって、送金されることをおすすめします。
まとめ
以上が OpenSeaにて取引開始するために必要な、暗号通貨取引所の口座開設~MetaMask(メタマスク)へ送金するまでの方法・手順を説明させて頂きました。
尚OpenSeaにてNFTを売買する手順は下記サイトをご参照ください。
OpenSeaにてNFTアートの購入・販売手続きを徹底解説しております。
尚、NFTや仮想通貨にはScam(詐欺)が横行しています。
各自己責任で取り扱いして頂きますよう、宜しくお願いいたします。
NFTや仮想通貨の取り扱い注意点は下記記事でまとめています。良ければご参照ください。
上記の情報は、2021年9月に設定した際の情報になります。最新の設定方法や、その他の情報などは異なる可能性があります。ご了承ください。