今回はWAFUKU GEN(わふくジェネ)の「SOLO(ソロ)さん」にインタビューさせて頂きました!
SOLOさんは大人気NFTコレクション、WAFUKU GENのファウンダーとしても活躍されている一方、NFTコンサルティング会社WAFUKU Labsを運営されています。
そんなSOLOさん、元クロスカントリースキーの選手でもあり、インターハイでも活躍されていました。
そして、陸上自衛隊、リクルート、博報堂と異色の経歴を持たれております。
今回は、そんなSOLOさんにインタビューさせて頂き、SOLOさんの活動を深堀させて頂きました。
Contents
SOLO(ソロ)さんとは?
SOLOさんは大人気NFTコレクション、「WAFUKU GEN(わふくジェネ)」のファウンダーをされています。
WAFUKU GENは2022年8月にローンチしました。
2023年10月時点の取引総額は約2億円となり、WAFUKU GENのコミュニティ「わふくラブ」には約8,000人のファンが参加しております。
名実ともに、日本有数のNFTコレクションです。
NFTコレクション名 | WAFUKU GEN(わふくジェネ) |
ファウンダー | WAFUKUさん(@CryptoWAFUKUNFT) SOLOさん (@solo_nftist) |
音楽担当 | yokodoriさん(@yokodori) |
NFTマーケットプレイス | Rarible公式サイト「WAFUKU GEN」 |
Dicordコミュニティ | コミュニティ「わふくラブ」 |
WAFUKU GENのファウンダーとして活躍される一方、NFTコンサルティング会社「WAFUKU Labs」を運営されております。
WAFUKU Labsでは、企業向けのコンサルティングや地方自治体との連携など、Web3の世界だけに留まらず様々な取組みを進められています。
SOLO(ソロ)さんは元クロスカントリー選手?
SOLOさん、今日はどうぞ宜しくお願いいたします!
はい、こちらこそ宜しくお願いします!
早速ですが、SOLOさんは、元々クロスカントリースキーの選手をされていたと伺いました
はい、そうなんです。ちなみにクロスカントリースキーを知らない方のために念のため説明させて頂きますと、クロスカントリースキーは雪上に設営されたコースをスキーを使用して時間を競うスポーツです。
地元は青森の豪雪地帯なんですが、冬になると小学校の体育の授業はクロスカントリースキーになるんです。で、めちゃくちゃ速かったんですよね。
スキーがすごく好きだったので中学校でもスキー部でした。スキーに力を入れている学校でしたので鍛えられ、全国大会で入賞したりとかしていました。
それは凄いですね。
それからはもうクロスカントリースキー一筋でしたね。高校はスキーの強豪校に行き、インターハイでも入賞しました。大学は日本体育大学に入学しました。
日体大だったんですね。卒業後は、自衛隊に入隊されたと伺いました。
そうなんですよ。スキーで培った体力を活かすことが出来ると思い、自衛隊に入隊しました。自衛隊にはスキーをしている部隊や、バイアスロンという銃を担いでクロスカントリースキーをする部隊があるんです。そのため、自衛隊は比較的クロスカントリースキーに理解がある人達が多いんです。そこでオリンピック出場を目指していました。
そうだったんですね。自衛隊からリクルートに転職されていますが、何かきっかけがあったのでしょうか?
自衛隊の仕事自体はそれなりにやりがいを感じていました。ただ、何か新しいことをしたい、そしてビジネスを経験してみたいという思いがあったんですよね。
リクルートはがっつり成長できる土壌があるなと思いました。営業として成長できるし、かつ広告ビジネスにも興味がありました。リクルートは自社メディアの広告事業を行っていたので、そういった意味でもいいかなと思い入社しました。
リクルートで経験を積まれた後、博報堂に転職されたとか?
はい、リクルートで広告事業により興味をもち、もっと広告事業での経験を積みたいと思いました。リクルートは自社メディアでの広告事業がメインですが、私なりにちょっと違った分野でクライアントに提案してみたり、最適な課題解決方法を見つけていけたらなと思いました。たまたま博報堂さんとご縁があり、入社しました。
素晴らしいですね。今日はどうぞ宜しくお願いいたします!
わふくジェネを今後どのように進展していくか?
今のWeb3の世界に興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか?
私としては1番最初の入り口が”DeFi”でした。
DeFiだったんですね。
2021年の春、NFTが出るちょっと前くらいにDefiに興味を持ちまして。インフルエンサーのイケハヤさんがYoutTubeで発信してる影響もあって、それを観ながらDeFiを試しに触ってみたんですよね。
ただその時はのめり込むことはなくて、私が本格的にWeb3に興味を持つようになったのはNFTが登場してからですね。
2021年の夏ぐらいに日本でも盛り上がり始めた時に、ちょうどその頃うつ病になってしまい会社を退職していたんですね。
元々小さい頃からよくCDや本を中古ショップで購入していました。ある時、中古ショップで購入した場合、原作者に一銭もお金が入らないっていうことを知り、それ以来中古品は買わなくなったんです。私自身、クリエーターやアーティストの方々が作ったものに対して、大切にしたいという気持ちがあったんですね。
幼い時から、そのような考えをされるのはすごいですね。
そのころから何十年の時を経て、NFTの仕組みを知り、これがもし一般的になったらクリエイターやアーティストの方々が助かるだろうなと思いました。そういうところにNFTの可能性を感じて、NFTを買い始めたっていうのがありますね。
そこからWAFUKU GENに辿り着いたきっかけは何だったのでしょうか?
はい、当初様々なクリエーターさんのNFTを購入しました。その中で、「WAFUKUさん」のNFTをいくつか購入していたんです。WAFUKUさんの活動を追っていると、ご自身の作品をとても大切にして、もっと世間に自分の作品を広めたいという気持ちがすごく伝わってきていました。
2022年春頃、私はジェネラティブNFTに可能性を感じていました。NFTって1点1点クリエイターさんが販売するのももちろんいいですけれども、何か事業的にスケールさせていけるような可能性があるんじゃないかなと考えていました。
その頃、WAFUKUさんが、今後の方向性に関して迷ってるようなツイートをされていたので、ちょっとDMをして、私と組んで一緒にやりませんかって提案したんですね。
SOLOさんからだったんですね、お誘いしたの。
そうなんです。WAFUKUさんとやり取りさせて頂いたところ、WAFUKUさんご自身、Discordでコミュニティを立ち上げたのはいいけれど、今後どうやって運営していくかとても悩んでいらっしゃいました。
そのため、NFTのジェネラティブを出して仲間を集めてみんなで目標に向かってやってみませんか?と提案させて頂きました。そしたら前向きに検討頂き、最終的にはジェネラティブコレクションを一緒に制作することになりました。2022年の5月くらいだと思います。7月には正式にWAFUKU GENをローンチしますとプレスリリースしました。
約2カ月という、結構短い期間で決まったんですね。
そうですね、出来る限り早くやりたいなっていう思いはありました。
WAFUKU GENは小説を出版したり、NFTに音楽をつけて販売したりと、特色のある企画をされています。今後WAFUKU GENをどう育てていきたいという思いはあるのでしょうか?
WAFUKU GENはクリエイターさんやアーティストの活動を加速させるというか、ブロックチェーンの仕組みを使ってクリエイターさんの活動がよりサステナブルなものになっていったらいいなと思ったのが始まりでした。私の思いとしては、ブロックチェーンを使って、サステナブルな社会基盤を作りたいなと思っているので、その目標に向かって、WAFUKU GENを育てていきたいと思います。
ブロックチェーンを使って、ステナブルな社会基盤をつくることを第1目標とされているんですね。
そうなんです。ただそれってすごく時間のかかることだなと思ってます。むしろ今は逆風が吹いてるような感じです。とはいえ無理なことではないと思っているので、まずはできることからやっているような状況です。
SOLO(ソロ)さんの今後の活動は?
SOLOさんは様々な活動をされていますが、地域創生×Web3の活動もその一つになると思うんですよね。最近ですと「縷縷(るる)プロジェクト」に力を入れられていると伺いましたが、今後地域創生に関してどのような活動をされる予定なのか教えていただければと思います。
そうですね。まず、地域創生×Web3の事業は簡単なことじゃないと思っています。ブロックチェーンを使えばどうにかなるというわけではないと思いますし、ただやっぱり何かしらの成功事例を見いだせればと考えています。
地域創生の分野に、ブロックチェーンの技術やNFTというのはすごく当てはまりやすいと考えています。私たちが試行錯誤した結果、横展開できるような、いいケースが生まれたらいいなと思っております。
私は元々地方育ちですし、地方が衰退していくのはすごく悲しいなと思っていました。ちょっとでも変えたいなみたいな人が行動し始めた時に、手助けになるようなことを生みだしていきたいなと思っています。
実際かなり地方創生×Web3のプロジェクトは難しいでしょうか?
そうですね、DiscordやNFTはまだ一般の人がなかなか触れにくいという部分もあると思います。どうやったら人をより多く集めてそこで活動を続けていけるのかは、思った以上に大変なところがありますね。
かつ継続させるのも難しいという部分があるので、ただ単に注目を集めるだけは簡単なんですけれども、やっぱりそこからどう継続した活動に持っていくかっていうのは難しいです。
今携わっている縷縷プロジェクトは”山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)”っていうめちゃくちゃ強力なコンテンツがあってこそ成立しているプロジェクトだと思っています。クラウドファンディングも9月末で8,000万も到達していています。
WAFUKU LabsとしてリターンNFTの発行などをサポートさせていただいている足利市の #縷縷プロジェクト クラウドファンディングが目標金額の80%にあたる8,000万円に到達🎉
— WAFUKU Labs (@WAFUKULabs) September 25, 2023
めざせ100%!クラファンは残り36日ですが、後半戦も引き続き応援しています✨ pic.twitter.com/NVMaC0iE1i
8,000万集まるのはすごいですね💦
ありがとうございます。ただこのように強力なコンテンツをもつ自治体がある一方、強力なコンテンツがない自治体だったり、うちらには何も誇れるものがないよみたいな、特に地方に住んでる方は偏屈になってしまう傾向があるので、そこをどう見出せるかは、わりと大事なことだったりします。
WAFUKU GENと地方創生の組み合わせっていうのは今後は考えられたりされてるんですか?
あります。WAFUKU GENのコンテンツを使って頂き、その地域を盛り上げることを計画しています
WAFUKU GENはおかげさまで、可愛いと言っていただき、元々のファンの方もいますし、アニメっぽいコンテンツというか2次元が好きな方々に向けてコンテンツを活用したいと考えております。また、NFTにすることで、その地域を訪ねて頂いた方にお返しをするのもいいと思っています。
また今認証システムも発展してきているので、そういったことがとても簡単になっている状況になってきています。実際にNFTを販売して買ってくれた人が地域に来て、そこで特別な体験だったり商品を買えるというサービスを近日する予定です。
それは楽しみですね。最後に、今後SOLOさんが目標にされてることを教えて頂ければと思います。
やっぱり私は当初の目標である、ブロックチェーンの仕組みを使ってクリエイターの方々の活動がよりサステナブルなものになったらいいなと考えています。一般的に創作物をデジタル上で売買することが一般的になって欲しいと思っています。
そのため、プラットフォームを直接作るのか否かはまだ分からないですけど、元々目指していたものがあるので、そこに対する可能性は引き続き探っていきたいなと考えています。
SOLOさんの目標は終始一貫されているので、素晴らしいですね。今日はお忙しい中、お時間頂きありがとうございました。これからも陰ながら応援させていただきます。
こちらこそ、ありがとうございました。今後もどうぞ宜しくお願いいたします!
SOLOさんについてより知りたい方は
SOLOさん公式Twitter
今回インタビューさせて頂いた、「SOLOさん」をより知りたい方は、SOLOさんの公式Twitter(@solo_nftist)をご覧ください。
SOLOさんの最新の活動を知ることができます。
NFTコレクション『わふくジェネ』から着想を得た文芸小説『バーン・ホワイトウェイブ(以下BW)』ついに予約開始です!
— SOLO (@solo_nftist) September 12, 2023
BWは制作過程をDiscordコミュニティ内で公開し、クリエイターや支援者も自立分散的に行動してきました。… https://t.co/SM1tNaKfqc pic.twitter.com/ZR6mvl8BBj
WAFUKU Labs
SOLOさんがはNFTコンサルティング会社「WAFUKU Labs」を運営されております。
コンサルティング内容はNFTコレクションの企画から、地域創生プロジェクトなど幅広い内容です。
WAFUKU Labsの事業紹介やSOLOさんが参加されるイベントの紹介が行われております。
SOLOさんへのインタビューを終えて
今回、インタビューにご対応頂いた、SOLOさんにまずはお礼申し上げます。
SOLOさんと初めてお会いしたのは、渋谷で開催されたWeb3×地方創生のイベントです。
元クロスカントリースキー選手と伺っていたので、体育会系で厳しい方なのかなと想像しておりましたが、とても穏やかな方で、インタビューも終始和やかに実施させて頂くことができました。
ただインタビュー中、SOLOさんが携われているプロジェクトの話になると、とても真剣に熱くお話をされていたので、仕事に対して、とても情熱のある方だなと思いました。
SOLOさんは、現在も様々なプロジェクトに従事されており、今後も目が離せません。
Web3 Timesでは、SOLOさんの活動を引き続き応援させて頂こうと思います。