今回はYuga Labs(ユガラボ)に関して説明させて頂きます!
「Yuga Labs」ってご存じでしょうか?
Yuga Labsとは、猿をモチーフにしたNFTコレクションのBored Ape Yacht Clubなどを展開するNFTスタジオです。
NFTをかじったことがある方なら、一度は見たことがあるコレクションだと思います。
Yuga Labsは、2022年2月にLarva Labsから人気NFTコレクションの「CryptoPunks」と「Meebits」の知的財産権などを取得しました。
NFTマーケットプレイス OpenSeaでの、総取引量ランキングTop4位は全て、Yuga LabsのIPとなります。
2022年3月22日には、ベンチャーキャピタルで有名なアンドリーセン・ホロウィッツから4億5,000万ドルを調達するなど、人気急上昇のNFTスタジオです。
今回は、そんな人気急上昇中の「Yuga Labs」に関して解説させて頂きます。
Contents
Yuga Labsとは?
Yuga Labs(ユガラボ)には有名なNFTコレクションがたくさん!
「Yuga Labs」とは猿をモチーフにしたNFTコレクション、Bored Ape Yacht Club(BAYC:ベイシー)などを展開するNFTスタジオです。
Yuga Labsが展開するBored Ape Yacht Clubは、プロフィール画像向けにデザインされた1万点のサルの画像のNFTコレクションで、現在世界で1、2位を争う有名なNFTコレクションとなります。
2021年4月には1点0.08ETH 、当時約200ドルで販売されました。
しかし現時点で、Openseaでは、入手できる最も安いBored Apeでも106ETHで価格は約30万ドルと価格が高騰しています(2022年5月時点)。
BACYはセレブから愛されるNFTコレクションとなっています。
歌手として有名なマドンナさんも、BAYCをSNSのアイコンにしています(2022年5月7日時点)。
また最近では、BAYCをコンセプトとしたハンバーガーショップもアメリカにできました。
確実に、BAYCのブランドは浸透しつつあります。
ちなみにMutant Ape Yacht Club(MAYC:メイシー)とBAYCと名前が似たコレクションがあります。
これは、BACYの姉妹コレクションで、BAYCオーナーへ無料提供されたコレクションです。
ただこちらも、高価格も売買されています。
またホルダー同士の交流も盛んです。
BAYC・MAYCホルダーの船上パーティーが東京で行われました。
BAYC, MAYCホルダー限定の船上パーティーに参加してきました🍸
— 雨弓 | NFT事業者⚖️ (@rain_vc) July 12, 2022
日本では珍しい“ホルダー+1”のシステムでしたが、非常に盛り上がっていてとても素晴らしいイベントでしたー!⛵️#Tokyoyachtparty pic.twitter.com/oFRH7OUFkr
暗号資産 ApeCoin
人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」に関連した暗号資産、ApeCoin(APE)が2022年3月17日リリースされました。
ApeCoinはApe財団が後援するApeCoin DAOのガバナンストークンとなります。
*Yuga Labsは直接運営はしていません
トークンの保有者は、DAOにおける「Ecosystem Fund」の運営を左右する投票権を手に入れます。
リリース当初、BAYCやMAYC ホルダーに対して、1万ApeCoin(約10万ドル)をエアドロップ(無償配布)されました。
現在ApecoinはBinance等の海外暗号資産取引所で購入することができます。
ApeCoinの時価総額は、2022年5月時点で32位、約37億ドルとなります。
ApeCoin(APE)の購入に興味を持たれた方は、こちらの記事をご参照ください。
「CryptoPunks」と「Meebits」の知的財産権などを取得
またYuga Labsは、2022年2月にLarva Labsから人気NFTコレクションの「CryptoPunks」と「Meebits」の知的財産権などを取得しました。
CryptoPunks(クリプトパンクス)
「CryptoPunks(クリプトパンクス)」は、PFPブーム(SNS用のアイコン)に乗って大きく価値を高めたNFTコレクションです。
NFTコレクションで確固たる地位を誇っています。
24✕24 ピクセルのデジタルキャラクター画像が10,000個存在しており、それぞれユニークなデザインで同じものはありません。
CryptoPunksは BAYC と同様、大変高価なNFTコレクションとして知られています。
ニコニコ超会議の超NFT展でBAYC、Crypto Punks、CloneXが超厳重警備で飾られとる。 pic.twitter.com/OrxsTHo7NZ
— ハラペーNFT ×ブログ (@harapei2) April 29, 2022
Meebits
「Meebits(ミービッツ)」は、Larva Labs社が2021年5月にリリースしたNFTプロジェクトです。
Meebitsには計2万体のキャラクターが存在し、OpenSeaにて販売されています。
Meebitsの特徴として、3Dアバターとしてメタバース上で利用できることがあります。
またNFTゲームやほかのアニメーションソフトにインポートすることも可能です。
2021年5月、「Meebits」は発売1周年を迎えました。
Happy 1st Meeb birthday! Excited for all the big things to come….make a wish! pic.twitter.com/cYk2Az08nc
— Meebits (@MeebitsNFTs) May 3, 2022
Yuga Labsの今後の活動
Yuga Labs(ユガラボ)はメタバースに力を入れているよ!
Yuga Labsは急速にWeb3.0、ゲーミング、そしてメタバースにおける世界的な大手ブランドになっています。
直近では、メタバースへ本格的に参入することが決まりました。
下はYuga Labsのメタバースプロジェクト、「Otherside」 のPVとなります。
See you on the Otherside in April. Powered by @apecoin pic.twitter.com/1cnSk1CjXS
— Yuga Labs (@yugalabs) March 19, 2022
日本の大手暗号資産取引所、CoincheckもOthersideに注目しており、「Oasis Marts」を開発することを発表しました。
コインチェックはYuga LabsのメタバースプロジェクトOthersideの土地に「Oasis Mars」を開発することを発表。The Sandbox「Oasis Tokyo」、Decentraland「Oasis kyoto」に続く3つ目のOasisプロジェクトとなる。詳細記事や動画はリプ欄参照。 pic.twitter.com/uLkhBINSZE
— ハラペー🐷NFT (@harapei2) July 27, 2022
Otherdeedには5万5000もの区画があります。
2022年4月30日、BAYCの暗号通貨「ApeCoin」で一律305ApeCoin(当時約6,000ドル)で売買され、 約24時間で約3億2,000万ドル相当の暗号通貨を調達しました。
販売時、購入希望者が殺到したため、ガス代(NFTの取引に必要な手数料)が高騰し、一時イーサリアムブロックチェーンに影響を及ぼした程の反響でした。
Yuga Labsの今後に関しては、インフルエンサーの方も注目しています。
Yuga Labsのまとめ
以上が「 Yuga Labs 」に関するまとめでした。
Bored Ape Yacht Club が誕生して約1年という短期間にも関わらず、巨大のビジネスモデルを作り上げだYuga Labs。
今後次世代のディズニーになる、ブランドになるかもしれません。
引き続きYuga Labsに注目していきたいと思います。