【Discord】コミュニケーションツールとしての活用

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皆さん、働いている会社ではコミュニケーションアプリを使って仕事の効率化を図っていますか?

昨今では、DXという言葉をよく耳にしますが、その中でも”Slack”というコミュニケーションアプリを使っている会社に勤めている方も多いと思います。

今回の記事は、そんなSlackを使っているビジネスマンに新提案!

「Discord」というアプリを使って、ビジネスをさらに加速させませんか? 

Discordをおすすめする理由、それは「コミュニケーションの活性化」

Discordをおすすめする一番の理由は「コミュニケーションの活性化」です。

Discordのルーツは、アメリカ発のゲーマー用アプリです。 

日本では浸透されていないものの、世界的な規模で見るとコミュニケーションアプリの2022年上半期DL数は世界4位にランクインし、「LINE」よりもダウンロードされているアプリです。 

Discordでは、コミュニケーションが活発になるデザインがされています。 

このツイートは、ある大学教授のツイートです。 

学生たちのコミュニケーションアプリをSlackからDiscordに変更することで、議論や発言が活性化した事例です。

この事例の最も重要な点は「誰が発言したか分かりにくいデザイン」であり、それこそがコミュニティの活性化を生んだのです。 

Discord画面

一見すると、誰が発言したか分かりにくいならば、責任感のない発言が増えてしまうのではないだろうか?という疑問が生じるはず。

しかし、皆さん。今までの大人数コミュニケーションアプリでの会話を思い出してください。 

発言するとアイコンから吹き出し形式で表示されるため、誰が発言したかが明確化されます。

発言数が多い人に任せ、発言が可視化される責任や不安から発言を躊躇った経験はありませんか?

中立的で議論が活発化しないのは、UI/UXの問題だったのです。

UI/UXとはアプリがどれだけユーザーにとって使いやすいか、Webデザインの見え方や捉えられ方を考える指標として用いられます。  

それらがDiscordは非常に優れているため、活発な議論を促せます。

Slackとの違い 

Slackとの違いについて解説します。大きく分けて「4つ」の違いがあります。 

  • 匿名性 
  • 組織の権限
  • タスク管理が容易
  • コミュニティ間の移動が可能

匿名性

 Discordは大規模ゲーマーコミュニティのために設計されたアプリであるのに対して、Slackは企業の生産性を高めるために生まれたアプリです。

Slackは、コミュニティ内にわからない人がいない状態にするため、閉鎖的に作られています。  

一方、Discordは開放的で、コミュニティがあるサーバーの参加リンクを共有すれば、誰でも匿名で参加可能になります。

気軽に参加できるので、人の流動が多く、コミュニケーションが活性に行われます。

組織の権限   

Slackは非常に組織的であると述べてきましたが、参加するメンバーそれぞれの序列や役割はフラットな関係にあります。   

Slackでは正式な手順を踏めば、個人間のやり取りを監視できますが、それは一部の例外的な場合であるため、比較的メンバーそれぞれが特有の機能や権限を持つことなく、民主的にコミュニケーションを取ります。   

それに対して、Discordは非常に強いピラミッド構造を設計できるのです。  

Discordはコミュニティを作った「サーバー主」が圧倒的な権限を持ちます。

そして、サーバー主が「ロール」という役割をそれぞれのメンバーに付与できます。

ロールによって参加できるチャンネル、参加はできても発言できないチャンネルなど詳細に設定できます。 

Discordロール設定

  

タスク管理が容易

仕事での使用を想定した際に、タスク管理の設計は非常に重要です。 

Slackはそれぞれのプロジェクトや議題、イベントに対してスレッドが立ちます。 

それらに関与する人がスレッドを確認し、カレンダーアプリやタスク効率化アプリと連携することでタスクを管理します。

一方、Discordはスレッド毎に仕事の割り振りや参加するメンバーを決定します。

自分の関連するスレッドのみ確認すればよいので、タスク管理が容易となります。

コミュニティ間の移動が可能

Discordでは、単一のコミュニティを超えたやり取りが可能という点があります。

つまり、自分が参加しているコミュニティ以外のコミュニティにも移動できるということです。

Slackは、企業ごとにコミュニティが形成され、他の企業への参加できません。

しかし、Discordでは、許可さえあれば、コミュニティ間の行き来をすることが可能です。

これにより、コミュニケーションが活性化できると考えれます。

Discordでコミュニケーションをするメリット・デメリット

Discordでコミュニケーションをする「メリット」「デメリット」をまとめます。 

メリット

  • 活発な発言を促せる(匿名性&UI/UX) 
  • コミュニティを超えたやり取りが可能
  • グローバルかつスピーディーな組織構築(海外流入&Bot) 
  • リモートワークや新規メンバーが自走ができる(履歴の閲覧)
  • 本格的に導入より課金が必要なし

Discordのメリットとしては、サーバー内のコミュニケーション活性化できる点が多いのが特徴です。

また、Discordの代名詞といえば「Bot」です。

Botとはプログラミングされたコンピュータが与えられた指示を遂行するものです。

要するに、面倒な作業を自動化してくれるツールが誰でも簡単に使えるのです。 

具体的には、発言回数や会議への貢献など様々な指標の数値化、SNSとの連携により発信/マーケティングの手助けをしてくれます。 

DiscordはBotによって、自分が寝ている間でもアプリを触っていなくてもコミュニティを管理し、過去のやり取りをどこまでも遡れます。 

つまり、管理者がいなくても自走できるコミュニケーションが取れるため、時差や責任者不在など問題を度外視してプロジェクトを加速できます。

また、Slackでは、本格的に導入するとなると課金が前提となります。

課金しないと、メッセージログが残せない・画面共有が小規模・連携機能制限などの問題があります。

その点、Discordは課金が必要ありません。

デメリット

  • オープンコミュニティであるため情報漏洩のリスクケアが必要 
  • 外部サービスとの連携性が弱い(Ex:GoogleDrive/Notion) 
  • 組織の中央集権化

Discordのデメリットとして、外部の連携、情報漏れのリスクなどが見受けられます。

リスクを下げるため、サーバー立ち上げに、情報漏れのリスクを低減する設定をする必要があります。

Discordに興味がある方は

DiscordはロールやBotの設定など、Discordが初めての方にとって、取り扱いが難しいのが現状です。

そのため、最初はDiscordエンジニアにコミュニティ設計を相談されることをおすすめします。

Web3 Timesでは、社内コミュニケーション円滑化に向けた、Discord構築サービスを行っています。

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