巷で話題の「メタバース 」。
テレビやネット上でもよく聞くようになりましたよね。
しかしメタバースってそもそも何なのか?そして実際にどう始めたらいいのか、わからない方が多いのではないでしょうか?
世界のメタバース市場は、2028年には8,289.5億ドルへ飛躍すると言われております(米国の調査会社Emergen Researchのレポート)。
そのため、メタバースは近年注目度が急激にあがっている市場です。
メタバースって何?どのように活用されているのか知りたい!
今回はそんな方のために、メタバースに関して徹底解説します。
- メタバースとは?
- メタバースの特徴
- 何故メタバースが注目されているのか?
- メタバースの活用例
- メタバース事業に参入する企業
- メタバースプラットフォーム
- メタバースの関連銘柄
Contents
メタバースとは? Facebookも社名を変更
Facebook社がメタバースに関連した「メタ」に改名するなど、世界中でメタバースが話題沸騰中です。
この「メタ」はメタバースからきています。
メタバースは「超える or 超過」という意味の「メタ(Meta)」と「ユニバース(Universe)」を組み合わせた造語からきています。
メタバースを簡単に言うと、「 仮想空間で色んな人が集まれる場所 」です。
メタバースの特徴
メタバースの特徴は同じ”仮想空間“で”アバター“を用いて、様々は人々がコミュニケーションを行うことです。
仮想空間 (プラットフォーム)
メタバースの特徴として、3次元の仮想空間(プラットフォーム)を備えているという特徴があります。
世界中の様々な企業がバーチャルプラットフォームを運営しています。
メタバースに参加するには、各企業のプラットフォームにアクセスすることが必要です。
アバター
メタバースが作り出す一つの仮想空間内では、「アバター」が、あなたの分身として活動します。
そしてメタバースの仮想空間を楽しむユーザーは「あなた一人」だけではありません。
多くのユーザーがアバターを通して、同じメタバースの仮想空間内で交流し、時間を共有しています。
現実では気軽に会うことができないような方や、同じ興味関心を持ったユーザーとの交流も可能です。
何故メタバースは注目されているのか?
近年多くの大手企業がメタバースに進出するなど、2003年代に流行った「セカンドライフ」に近い動きが見受けられます。
「セカンドライフ」 は残念ながら一時的なブームでした。
しかし、今回は違います。主に3つの理由が考えられます。
- ブロックチェーン技術の向上
- コロナの影響
- 市場の拡大
ブロックチェーン技術の向上
現在ブロックチェーンの技術が大幅に進化しました。
ブロックチェーン技術を利用した「NFT(非代替性トークン)」により、メタバース内で経済活動が可能となりました。
「NFT」は実際のアート作品のように「1点モノ」をデジタル所有できる技術で、その所有権を証明することができます。
そのNFTが、アバターやアイテムなどの”デジタル資産”となり売買することが可能となりました。
またNFTを売買する際は、暗号資産(仮想通貨)が使用されます。
暗号資産(仮想通貨)はどこの誰とでも簡単に取引ができます。
銀行や手間がかかる国際送金手続きは必要ありません。
⇒ブロックチェーンをより知りたい方は、経済産業省の資料がわかりやすいのでおすすめです。
コロナの影響
2021年コロナウィルスの影響で、私たちの生活は激変しました。
仕事や学校などリモートで参加する生活が当たり前になりました。
また病院も遠隔で診察できるようになりました。
そのため外出せず、自宅で活動できる、メタバース空間の需要が増すことになりました。
2022年はメタバースで行われる経済活動の成長が予想されるため、GoogleやAppleだどの大企業がこぞって新規投資を始めています。
市場の拡大
最近身近にメタバースを体験できる機会が増えてきています。
- あつまれ どうぶつの森
- ポケモン Go
Nintendo Switchの「 あつまれ どうぶつの森 」がいい例だと考えます。
それらのゲームは他のプレイヤーと同時プレイにできなど、一種のメタバース空間を味わえます。
またARベースのポケモンGoは、スマートフォンで誰でも無料で楽しめるようになりました。
これらは様々な世代が利用しており、メタバース空間で楽しむことが当たり前となってきていると考えられます。
メタバースの活用例
実際メタバースはどのように活用されているのでしょうか?今回は3つの例を紹介させて頂きます。
オフィスとしてのメタバース活用
メタバースの活用例として、オフィスとしての活用が考えらえれます。
様々な人々が同じオフィスルームに集まり、会議やミーティングがされています。
メタバース上ではアバターを分身として、コミュニケーションがされています。
見た目が関係ないので、実生活とは異なり、人種・性別など関係ありません。
フラットな世界が、メタバースにはあります。
ゲームとしてのメタバース活用
メタバースはゲームにも利用されています。
同じ仮想空間上で、様々なユーザーが同時にゲームプレイを楽しみます。
下の動画は「Decentraland」というゲームの様子です(始め方は後述しています)。
多くのアバターがゲームなどをしてメタバース空間を楽しんでいます。
コミュニケーションの場としてのメタバース活用
またオフ会や新年会など、コミュニティ内でのレクレーションとしてメタバースは利用されています。
日本のメタバースプラットフォーム「Cluster」では、共通の趣味を持つ方のオフ会やイベントが開かれています。
ヨシちゃん(@_yoshioka___ )からもらったアバターでclusterオフ会参戦!めっちゃ人数いて盛り上がってる。 pic.twitter.com/Z3QF15HxgU
— ハラペーNFT×ブタバース (@harapei2) November 18, 2021
メタバース事業に参入する企業
世界のメタバース市場は、2028年には8,289.5億ドルへ飛躍すると言われております(米国の調査会社Emergen Researchのレポート)。
そのため、メタバースには続々と企業が参入しつつあります。
Meta (旧フェイスブック)社
アメリカのフェイスブックは2021年10月末、社名を「Meta(メタ)」に刷新しました。
マーク・ザッカーバーグCEOは直前の決算会見で、2021年だけでメタバースの構築にすでに約1兆円を投じ、今後さらに増やす考えを示しています。
Meta社は2014年にVR(仮想現実)ヘッドセットを手がける Oculus VR(現 Oculus )を買収。
2020年10月には低価格の新型ヘッドセット「Oculus Quest 2」を発売し販売台数を大きく伸ばしています。
Microsoft社
Meta社と並びメタバースへの関与を強めているのがMircosoft社です。
同社は、XRヘッドセット「ホロレンズ」をビジネス・産業・軍事向けに展開しており、ゲーム・エンタメ以外の分野で普及させる動きが目立っています。
ビジネス・産業に関して、Microsoft社のコラボツール「Teams」をメタバース化する「Mesh for Teams」を2022年にリリースする計画をされています。
Panasonic社
日本の会社もメタバースに投資し始めております。
Panasonicの子会社のShiftall(シフト―ル)が2022年1月4日、VRヘッドセット「MeganeX(メガーヌエックス)」を発表しました。
2022年春から夏にかけて発売される予定です。
メタバースプラットフォーム
世界には様々なメタバースを楽しめるプラットフォームがあります。
主なプラットフォームは下記です。
- 「Cluster」
- 「The Sandbox」
- 「Decentraland」
世界はもちろん、日本にもメタバースを楽しめるプラットフォームが存在します。
これらのメタバースプラットフォームに興味がある方は下のサイトをご参照ください。
メタバースの始め方をわかりやすく徹底解説しています。
メタバースの関連銘柄
メタバースでは様々な暗号資産(仮想通貨)が使用されています。
それらの暗号資産(仮想通貨)を用いて、アイテムやメタバース上の土地が売買されています。
メタバースに使用されている暗号資産(仮想通貨)銘柄は、下のサイトをご参照ください。
メタバースとは?まとめ
以上がメタバースの説明でした。
メタバースが今後どの成長していくのか見逃せませんね。
最新のメタバース情報は私のTwitterアカウント(@yuichiro0802)でも配信しております。良ければフォローいただければ嬉しいです。
上記の情報は、2022年1月に設定した際の情報になります。
最新の設定方法や、その他の情報などとは異なる可能性があります。ご了承ください。