これからNFTを始めるに至り、少なからず不安に思われているクリエーターの方が多いのではないでしょうか?
NFTを含め、仮想通貨の世界では Scamが横行しています。Scamとは「詐欺」という意味です。
そのため、NFTを始めたいと考えているクリエーターの方は最大限の注意を払う必要があります。
今回はそのような詐欺に巻き込まれないようにするための、5つのポイントをお伝えさせて頂きます。
事前に注意点を知っておけば、NFTはクリエーターの方にとって活躍できる場になります。
Contents
NFTクリエーターが注意すべき5のポイント
クリエーターの方がNFTを始める前に注意すべきポイントは5つです。
- 偽サイトに注意
- 詐欺メール、詐欺サイト、詐欺ツイートに注意
- OpenSea Royalities(ロイヤリティ)の設定のし忘れ
- OpenSea Collaboratorsの設定
- Mintしてから、NFTは公開する
それでは、一つ一つ説明させて頂きます。
偽サイトに注意!
OpenSea(オープンシー)の偽サイト
NFT最大のマーケットプレイスであるOpenSea。
NFTを取引される方々が一番利用されるマーケットプレイスです。
しかし、Googleで「OpenSea」と検索すると、上位の広告箇所に偽物のOpenSeaが出てくる事例が多々報告されています。
下のTwitterはOpenSeaの偽サイトが出現し、クリエーターに注意喚起を促しているツイートです。
偽物サイトにアクセスすると、MetaMask(メタマスク)のシードフレーズの入力を要求していきます。この場合、絶対に入力してはいけません。
OpenSeaに限らず、新しいサイトにアクセスする際は、公式サイトか否かHPのアドレスをきちんと確認して、アクセスするようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)の偽サイト
OpenSeaに接続が必要なウォレットである、MetaMaskの偽サイトも出現しております。要注意です。
Google検索した時の広告欄に偽Metamaskが出没したと聞いて飛んできました。本物の画像や文章をまんま使っているのでURLを見ないと偽物かの判別は困難です。本物と誤認させてMetamaskのキーフレーズやパスワード入力させ、それらを盗むタイプのよくあるやつっぽいです。 pic.twitter.com/0Qylb60YDf
— モノアイ (@mono_i_love) November 28, 2020
詐欺メール、詐欺サイト、詐欺ツイートに注意!
NFTをする際、Twitterなど様々なSNS媒体を使用します。
その際、必ずと言っていいほどScam(詐欺)のDMもしくはツイートが届きます。
そのため、見知らぬメールを開く際は、Scam(詐欺)メールであるか否か、きちんと見分ける必要があります。
メールに添付されているファイルには、有害なウィルスが含まれている可能性が多々あるので注意が必要です。
またメールに記載されているリンクをクリックするだけで、MetaMaskの資産を盗まれたという事象もあります。
詐欺メールでは、 MetaMaskを設定する際に入手する、 リカバリーフレーズ を聴いてくる場合があります。
その際も、 リカバリーフレーズ は絶対に第三者に教えてはいけません。
リカバリーフレーズ を教えてしまうと、MetaMaskに入っている資産を全て盗難される可能性があります。
OpenSea Royalties(ロイヤリティ)の設定のし忘れ
NFTを販売するメリットの一つとして、Royalties(ロイヤリティ)があります。
ロイヤリティとは作品が二次販売された際、NFT作成者にも報酬が支払われることです。
自分が作成した作品が、転売される度に報酬が貰えるって嬉しいですよね。
ロイヤリティを入手するため、OpenSeaでNFTを販売する際は、必ず ロイヤリティを設定しましょう。
ロイヤリティの設定方法に関しては、下記サイトをご参照頂きますよう宜しくお願いいたします。
Mint(ミント)してから、NFTは公開する
NFTを販売する際、TwitterでGiveaway企画をされる方が多いと思います。
Giveaway企画とは NFTの販売促進活動の一つです。Twitterを用いて、クリエーターの方が生成したNFTを、希望者にプレゼントしたりします。
その際注意点として、Twitterで公開する前に、OpenSea上で必ずMintしてください。 MintとはNFTを生成することです。
Mintする前に、Twitterに投稿すると、あなたの作品が他者に無断でコピーされる危険性があります!
まずMintすることで、あなたの作品であるという証明がきちんとされます。
Giveawayの際の注意点は下記サイトでまとめておりますので、よければご参照ください。
(上級編) OpenSeaのCollaboratorsの設定
NFTを販売する際、コレクションを作成します。コレクションとは、NFTを売るお店のイメージです。
各々のコレクションはMetaMaskのウォレットを紐づけします。
紐づけする際、一つのコレクションに、複数のウォレットを紐づけれることをご存知でしょうか?
もし、一つのウォレットが何らかのトラブルで使用できなくなったとしても、複数のウォレットを事前に紐づけていれば安心です。
念には念を考え、複数のウォレットを紐づけておきましょう。
OpenSeaのCollaboratorsの設定方法に関しては、下記サイトをご参照頂きますよう宜しくお願いいたします。
クリエーターがNFTを始める前に注意すべき5つのポイント まとめ
5つの注意すべきポイントをまとめさせていただきました。
- 偽サイトに注意
- 詐欺メール、詐欺サイト、詐欺ツイートに注意
- OpenSea Royalities(ロイヤリティ)の設定
- Mint(ミント)してから、NFTは公開する
- OpenSea Collaboratorsの設定
Scam(詐欺)は日々進化していきます。注意点をきちんと理解したうえで、NFTを楽しみましょう。
尚NFTを今から始めたいと考えている方は下記サイトをご参照ください。
NFTアートの購入・販売の始め方徹底解説
NFTを始める方法を、下記サイトでまとめています。図を沢山使用しわかりやすくしているので、良ければご参照ください!