最近Web3ってよく聞くけど、Web3って何?
Web3は私達の生活を根幹から変えるかの可能性があるよ~。今回はWeb3に関して、わかりやすく説明します~。
最近よく耳にするようになった、「Web3」ってご存知でしょうか?
Web3は私達の生活を根本的に変えると言われています。
日本ではまだまだWeb3は浸透しておりませんが、アメリカではホットなトピックとなっています。
下のツイートは、アメリカオハイオ州出身の政治家によるツイートです。
直訳すると、“Web3には大きな可能性がある”となります。
私たち政治家が注意すべきは、Web3の領域を過剰に規制することだ”になります。
日本と比べて、アメリカは一歩先に進んでいます。
The potential of Web3 is enormous and the biggest mistake we could make now is rushing to over-regulate a space that is in its infancy and so very few in Washington truly understand.
— Rep. Anthony Gonzalez (@RepAGonzalez) December 8, 2021
Web3.0とは?
「Web3」とは一言で言うと、「ブロックチェーン技術を基盤とした非中央集権的なインターネット時代」です。
現在私たちは、GAFAと言った、巨大IT会社のプラットフォームを使用しています。
しかし、これらのプラットフォームが急に使用できなくなったら。。と考えたことはありませんか?
私たちの生活は、これら巨大IT会社のプラットフォームに依存しています。
そのような生活を変えるかもしれないのが、Web3です。
Web1.0とWeb2.0の問題点を解決するのが、Web3の時代となります。
まずWeb1.0とWeb2.0に関して、それぞれ説明させて頂きます。
Web1.0/Web2.0には明確な定義がありません。曖昧な部分がある点にご注意ください。
Web1.0:ホームページ時代
Web1.0は個人でインターネットができるようになった時代です。
インターネットの普及により、世界中の情報を瞬時に入手することができました。
各企業は自社のHPを作成し、私たちは瞬時に情報を知ることができます。
しかし、企業からの情報を私たちは受け取れる一方、双方向で情報配信することはできませんでした。
Web2.0:SNS時代
Web2.0はSNS時代です。
この時代、Google、Amazon、Facebook、Appleといった巨大IT企業が躍進しました。
彼らのサービスの一つ、SNSを利用することで、個人と個人が簡単に直接繋がれるようになりました。
Web2.0では情報を一方的に受け取るだけではなく、 個人が情報を配信することもできるようになり、双方向で情報配信が可能となりました。
Web2.0の問題点
Web2.0で私達は世界中の人たちと気軽に繋がることができました。
しかしWeb2.0の問題点も、明るみになってきました。
個人情報の集中
私たちはWebサービスを利用する際、個人情報を入力し、ID/Passwordを取得する必要があります。
また、それらのサービスを利用することにより、各個人の嗜好や行動履歴などあらゆる情報も収集されます。
つまり、全世界の情報が特定の企業に集中しているのが現状です。
プライバシーの観点からこの現状を問題視する声も多いです。個人のプライバシーをどう守るかは重要な課題の一つとなっています。
中央集権化
私たちは、日々様々なSNSにデジタルコンテンツを投稿をしています。
しかし、自分が投稿したデジタルコンテンツが、一方的にSNS会社から削除される可能性は無きにしも非ずです。
Twitterがトランプ元アメリカ大統領のアカウントを削除したのは、記憶に新しいと思います。
反対に、国家がSNSを規制をする可能性もあります。
トランプ元大統領が、動画投稿アプリTikTok(ティックトック)の米国内での使用を禁止すると発言しました。
このように国やSNSなどの中央集権に、私たちが蓄えたデジタルコンテンツが、削除される可能性があるのです。
国や特定企業に依存してしまうのは非常に危険と思われます。
Web 3.0のメリット
これらの問題を解決するのはWeb3の世界です。
Web3には主に3つのメリットが考えられます。
- 個人情報の登録は不要
- ダイバーシティな世界
- デジタルデータの所有は個人
個人情報の登録は不要
Web2.0でWebサービスを使用する際は、ID/Passwordは必須です。
しかし、Web3は不要です。
Web3のサービスを利用する場合、”ウォレット”を作成する必要があります。有名なのはMetaMask(メタマスク)ですよね。
その”ウォレット”に仮想通貨にやブロックチェーン上で作られたコンテンツが保管されます。
ちなみにこのウォレットは、無料で作成でき、個人情報を入力する必要がありません。
1つのウォレットをつくれば、様々なWeb3のサービスに繋げることができます。
ダイバーシティな世界
Web3のサービスを利用する際、個人情報を入力する必要がありません。
つまり、実現社会にように、性別・国籍・人種・年齢等関係なく、Web3サービス内で活動することができます。
つまり、Web3内では、自分のアイデンティを0から構築することができます。
現実社会では、生まれながらにして決まっている、性別・国籍・人種で何らかの不利益を被ることは多々あります。
しかし、Web3では、自分のアイデンティは0から構築するため、性別・国籍・人種という理由で不利益を被ることがなくなります。
デジタルデータの所有は個人
Web2.0では個人のデジタル資産が国家や一部の企業に集中することが問題となっています。
しかし、”ウォレット”がある場合、個人資産は全て、ウォレット内に保存されます。
誰も消すことはできません。
中央集権に依存することなく、デジタル資産を”ウォレット”に保存し、様々なWeb3サービスに持ち込むことができます。
Web3のデメリット
もちろんWeb3のデメリットもあります。主なデメリットは5つです。
- Web3のサービスを利用する難易度の高さ
- 利用する手数料が高い
- 詐欺が多い
- 全て自己責任
- 法律的な整理が行われていない
Web3サービスを利用する敷居の高さ
Web3.0サービスを利用する場合、”ウォレット”を作成する必要があります。
このウォレットの作成が、ひと手間になっています。
ウォレットの作成はとても簡単で、10分もあればできます。
しかし、このウォレットを作成する必要性が、参入障壁となっています。
利用する手数料が高い
Web3.0で使用されている仮想通貨はイーサリアム(ETH)がメインです。
このイーサリアムを使用する際、ガス代(手数料)が必要となります。
例えばNFTアートを購入する際もガス代がかかります。
NFTの価格にもよりますが、数万単位になることもざらです。
今後このガス代の高さは、いずれ解決される問題だと思います。
しかし、現時点ではWeb3.0のサービスを気軽にできない理由の一つになっています。
詐欺が多い
Web3.0の世界では詐欺やハッキングが非常に多いです。
様々な詐欺メールが送られてきます。
詐欺メールを開いたり、メール内にあるサイトをクリックしてしまうと、”ウォレット”に保管されてる資産を盗まれてしまう可能性があります。
全て自己責任
Web3のサービスを利用する際、マニュアルやコールセンターなどのサポートはありません。
全て、自分で解決策を見つける必要があります。
全て自己責任の厳しい世界です。
法律的な整理が行われていない
Web3.0のサービスに関して、現在明確な法律的な整理がされていません。
そのため、今後Web3を利用するに至り、法的な制限が出てくる可能性が十分あります。
Web3の代表的なサービス
Web3のサービスを「3つ」紹介させて頂きます。
OpenSea
「OpenSea」はNFTを売買することができる、世界最大のマーケットプレイスです。
NFTとは世界で唯一無二のデジタルアートです。
世界通貨である、イーサリアムで世界中のデジタルアートを購入することができます。
NFTの売買に興味がある方は、下記サイトをチェックください。
The Sandbox
メタバースを利用したゲームの一つが 「The Sandbox」 です。
「The Sandbox」 の簡単なイメージは、仮想通貨とマインクラフトを組み合わせたゲームです。
ゲーム上で使用できるキャラクター・アイテムは、ウォレットを通して、売買することができます。
The Sandboxに興味がある方は、下記サイトをチェックください。
Brave
「Brave」は新時代のブラウザです。
BraveはWeb広告をブロックしたり、またYouTubeを広告なしで見ることができます。
Braveはとても便利なブラウザなんです。
更にBraveは使用するだけで暗号資産を獲得することができます。
Braveに関して、より詳しくしりたい方は、こちらの記事をチェックください。
Web3とは?Web3の始め方を徹底解説 まとめ
以上がWeb3のメリットとデメリットです。
まだまだWeb3に関しては未確定なことが多いですが、Web3で私たちの世界が変わるのは、間違いはありません。
今後もWeb3のサービスに注視していきたいと思います。
ウォレットの設定に興味が持たれてる方
ウォレットの設定に興味が持たれた方は、下記サイトをご参照ください。
暗号資産に興味を持たれた方
暗号資産に興味を持たれた方は、下記サイトをご参照ください。
NFTに興味を持たれた方
NFTに興味を持たれた方は、下記サイトをご参照ください。初心者の方向けに、NFTを始めるまでの手順を徹底解説しています。
尚、当情報は2021年12月時点での情報となりますので、ご了承願います。