Braveの危険性・安全性に関して、説明させて頂きます。
巷で話題の「Brave」。
Web広告をブロックしたり、またYou Tube広告なしで見えることができるなどの、メリットはよく聞きます。
しかし、危険性や安全性に関する記述は少ないです。。
今回は、広告0で使える検索エンジンBraveの「危険性と安全性」をまとめた記事となります。
話題沸騰中のBraveですが、その実態は如何に!?
Contents
Brave(ブレイブブラウザ)とは?
そもそも「Brave」って何?という方もいるかもしれません。
Braveとは検索エンジンアプリケーションです。
「Google」や「Yahoo!」などと同じ検索エンジンです。
名称は、日本語に変換すると「勇敢な」という意味で、それに見合っているようにアプリアイコンは赤いライオンです。
BraveはWeb広告をブロックしたり、またYouTubeを広告なしで見ることができます。
またBraveは使用するだけで暗号資産を獲得することが可能です。
⇒Braveのやり方・始め方に興味がある方は、こちらの記事をチェックください。
Braveブラウザの危険性
Braveの危険性に関してお伝えします。
Braveの「危険性」を大きく分けて3つ挙げさせて頂きます。
本稿では、「セキュリティ」「信頼性」「使用感」の三要素から考察しています。
- Braveの脆弱性について
- アフィリエイトリンクに自動変換されていた時期がある
- アプリケーションダウンの可能性
Braveの脆弱性について
Braveは、過去に脆弱性対策情報ポータルサイトのJVNで情報漏えいに関する脆弱性を指摘されています。
ただし、ChromeやSafariでも過去に脆弱性は何度も確認されているので、脆弱性の早期発見・改善が大切です。
ChromeやSafariはユーザー数や報奨金が多いため、脆弱性の早期発見が期待できますが、Braveはその点で劣ってしまいます。
Braveは、月間で5000万人以上のユーザーに利用されています。
ブラウザシェア第1位のChromeが34億人以上のユーザーに利用されていることを考えるとその点における危険性は比較的高いでしょう。
⇒参照: Brave Desktop における情報漏えいに関する脆弱性
⇒参照: Braveユーザー5000万人超え
⇒参照: Chromeに続いてSafariがユーザー数10億人超えを達成、3位のEdgeは2億1000万人
アフィリエイトリンクに自動変換されていた時期がある
Braveは、過去にある暗号資産取引所にアクセスした際に、自社のアフィリエイトリンクに自動変換していました。
⇒参考:次世代ブラウザ「Brave」アフィリエイト広告騒動でCEOが謝罪
この騒動で、多くのユーザーから批判が殺到し、WEB3と暗号資産の信用を失いかねない事件となりました。
この騒動以降は、アフィリエイト広告を撤廃し、ユーザーからの信頼回復に努めています。
アプリケーションダウンの可能性
Braveは、一度に多くのサイトを閲覧した際にアプリケーションが強制的にダウンしてしまうことがあります。
筆者も、PC版で使用している際に、WEBデザインや動画編集の素材のダウンロードなど容量を必要とする操作の際に、アプリがダウンしてしまったことがあります。
また、スマホ版でも同様に、動画閲覧サイトや連続した動画閲覧を目的とするSNSなどの使用には向いていません。
そのため、アプリケーションを使用している際に、編集中のデータが破棄されることや送信/ダウンロード中のデータの破損や実行が完了しない危険性があります。
Braveブラウザの安全性
Braveの安全性に関してお伝えします。
Braveの「安全性」を大きく分けて3つ挙げさせて頂きます。
本稿では、「第三者視点」、「Brave本社」「個人の見解」の三点から考察します。
- お墨付きの安全性と機能性
- 強固なセキュリティ
- 個人を感じない検索エンジン
お墨付きの安全性と機能性
第三者機関による研究によって、Braveは危険性が低いブラウザと認められています。
Braveに関する研究結果
ダブリン大学トリニティ・カレッジ(アイルランド最古の国立大学)
→Google ChromeやSafariなどを含む6ブラウザのうち、最もプライバシーが確保されたブラウザにBraveを選出
参考:Braveは最もプライバシーを確保したブラウザ」Google ChromeやSafariと比較
角川アスキー総合研究所
主要7ブラウザのうち、最もページ読み込みが速いブラウザにBraveを選出
強固なセキュリティ
- 侵襲的な広告をブロック
- Cookieのブロック
- マルウエア&フィッシング詐欺サイトから保護
Braveはセキュリティにおける重大要素を全て満たしています。
その理由として、大前提Braveは広告ブロックを前提にしているアプリケーションであるためです。
検索エンジンの根底的なマネタイズ方法である広告という収益手段を採用していないため、個人情報を採取し、企業の成長に活用する必要性もありません。
そのため、セキュリティにおける強固な信頼を獲得しています。
⇒参考:Brave公式
個人を感じない検索エンジン
筆者の独断ですが、サイトのサイドバーにトラッキングされた広告(ユーザーの興味が高いと判断された)ものが並んでいると、アンケートに答えたわけでもないのに個人情報が流失している気になって少し不快感や不安を感じます。
それらの不安要素の一切を排除してくれるため、安全性が担保されていると感じます。
Braveブラウザの危険性・安全性 : まとめ
Braveは、操作性における危険性はまだ高いと言えるでしょう。
その点は、発展途上のアプリであるため、これからの発展に期待です。
ユーザーの個人情報保護の観点で考えると非常に優秀なアプリです。
個人情報をオープンにしてもいいからトラッキングされた広告を求めるユーザーには向いていません。
しかし、広告へのストレス解消や個人情報への安心を求めるユーザーにはオススメのアプリです!
是非一度使ってみてはいかがでしょうか。