【Web3×東北】地方活性化に向け、Web3を活用する東北地方

Web3×地方創生

今回の記事では、地方の少子化や人材不足が嘆かれる東北地方で、Web3だからこそ実現できる「地方創生」のプロジェクトについて解説します。

東北地方では、Web3の特性を活かした、様々なプロジェクトが始動中です。

都市部に住んでいる人も、地方に住んでいる人も、地方から都市部に移住した人もこの記事を読めば東北地方の、Web3プロジェクトに必ず興味が湧き、すぐに行動したくなるはずです。

魅力あるプロジェクトを一つ一つ解説させて頂きます。

Web3×地方創生の相性がいい理由


「地方創生」とは何でしょう?

過疎化している町を復興させること?

その本質とは、まだ知られていない地方の魅力を発信し、価値を広めることです。

過疎化している町や地方には、何かしら原因があります。

例えば、地理的ディスアドバンテージを抱えていることや積雪など東北地域の特色による弊害などです。

東北地方を例に挙げると、それらの地理的な不安要素を解消できるのが、インターネットです。

それは、ふるさと納税で顕在化されたように、プロダクトのレベルが高く、きちんとしたシステムが構築されていれば、地方の新たな収入源になります。

加えて、地方YouTuberなど地方のインフルエンサーにもスポットライトが当たりやすくなりました。

それは、今までキー局に頼り、メジャーデビューしなければ有名になることが難しかったインフルエンサーの形がSNSによって有名になるためのチャンスが一般化されたためです。

そのため、地方に眠り、地元民が当たり前だと思っていた宝を全国各地に発信し、その資金をもとに新しい形の地方創生を雪山に囲まれる東北地方で実現することでどの地方でも再現性の高い事例となるのです。

仙台市のWeb3に関する動き・試み


仙台市はWeb3特区構想を掲げ、東北から世界に向けてWeb3の推進を図っています。

仙台の歴史を辿ると、仙台は光通信発祥の地であり、現代社会におけるテクノロジーに大きく寄与してきた歴史があります。

また、東北大学を始めとした研究機関では、AI研究など次世代に向けた研究が盛んであり、研究面におけるWeb3への関心は非常に高い地域と言えるでしょう。

一方、懸念点として一般層への訴求が挙げられます。

仙台市は宮城県の県庁所在地であり、東北地方の中心部です。

仙台市の人口は100万人を超え、政令指定都市でありますが、それ以外の地域での過疎化や超高齢社会への加速が目立ちます。

故に、Web3の知見を広めることや実際に体験してもらうハードルが高いことが懸念点であります。

そこで、仙台市はWeb3をより多くの人に認知してもらうために、東北大学と協力して「仙台市Web3.0特区構想について」という資料を公開しています。

特区実現によって、東北地方が潜在的に抱えている問題を根本的解決できる大きなチャンスとして、仙台市を中心とした東北地方は本気です。

東北でのWeb3活用例

それでは、東北地方で具体的に行われている取り組みを「4つ」紹介します。

  • みちのくDAO
  • MetaAkita (メタ秋田)
  • Web3タウン 紫波町
  • 福島県磐梯町 ばんだいコイン

みちのくDAO

「みちのくDAO」は2022年に福留秀基氏によって発足されたコミュニティです。

東日本大震災を経て、復興を果たしながらも人材転出が止められていない東北地方を活性化するべく立ち上げられたコミュニティとなります。

主な活動としては、人材マッチングや情報掲示/共有の役割が挙げられます。

また、オリジナルNFTの発行や東北NFTの発行にも取り組み、東北地方の公的機関との連携を積極的に行い、web3特区実現のために日夜貢献しているコミュニティです。


そして、このコミュニティの一番の魅力は、震災や上京など様々な背景から東北を離れた方や東北地方に馴染みのない方にアプローチできる点です。

東北地方の街並みや雰囲気をコミュニティ内で知り、季節に応じたイベントなどを共有し合います。

地元を離れたけど何か東北地方に貢献したい!

自然豊かな東北地方の魅力をネットの情報だけでなく、リアルな声から知りたい!という方も楽しめるコミュニティです!

⇒みちのくDAOに興味がある方は「こちら」から参加可能です。

尚、みちのくDAOのコミュニティはSNSアプリ、Discord上にあります。

Disocrdを使用する際の、注意点は下記記事でまとめておりますので、ご参照ください。

【初心者向け】Discordを始める際の注意点

MetaAkita (メタ秋田)


「MetaAkita(メタ秋田)」とは秋田犬をモチーフにしたNFTプロジェクトです。

秋田犬は、忠犬ハチ公やフュギュアスケート選手のザキトハ選手が飼うマサルくんなど世界的に人気の犬種です。

その秋田犬を世界に広め、そこから秋田の地域創生を目指すプロジェクトです。

Web3のコンセプト(NFT、SBT、暗号資産、DAO、メタバース)を活用し、世界最速で少子高齢化が進む街を、世界に誇れる街にすることを目標に活動されています。

秋田をベースに、日本全体での地域創生を目標に活動されており、今後ワクワクするような、ロードマップが計画されています。

⇒META AKITAの活動に興味がある方は、こちらの記事をチェックください。

【秋田犬NFT】META AKITAさんへのインタビュー

⇒秋田犬の詳細に興味がある方は、こちらの記事をチェックください。

【META AKITA (メタ秋田) 】秋田犬NFTの始め方・買い方

Web3タウン 紫波町

岩手県紫波町は山岳地帯で自然豊かな街並みです。

そんな紫波町が地域創生のために「Web3タウン 紫波町」を始動しました。

特に注目すべきプロジェクトは、しわ黒豚×ゲームアイテムNFTです。

「くりぷ豚(トン)レーシングフレンズ」で使用可能な、紫波町オリジナルデザインのくりぷトンを単体で提供するほか、紫波町の特産品である、しわ黒豚などとのセットでの返礼品が送られます。


NFTとふるさと納税の取り組みは、非常に相性が良いため非常に注目されています。

物理的な距離を飛び越えて、地方ならではの魅力を全国で味わえる画期的な仕組みです。

東北地方が日本の観光名所との観光業における集客競争に打ち勝つためには、テクノロジーの導入が必要です。

インターネットとフィジカルの虹区で地域創生を目指す紫波町に期待が高まります。

福島県磐梯町 ばんだいコイン

福島県 磐梯町 HP

福島県磐梯町では、デジタル地域通貨として「ばんだいコイン」をリリースしています。

磐梯町は人口約3,000人の町です。

その磐梯町が、1億円のばんだいコインを流通させ、地域経済への貢献を目指しています。

ばんだいコインは、今まで地域の商店街で発行していた商品券をデジタル化し、実証実験としての役割を持たせ、外部からの観光客の流入を目的としたプロジェクトです。


更に、最近の取り組みとして、町民からの意見や町外利用者の利便性を考え、システムを一新し、住民参加型を目指したビジュアルや名称を決定するなど住民と町が一体となっているプロジェクトです。

展望として、コインを持つ観光客と地域住民がお互いの価値を感じ合い、web3分野で重要なパーツであるDID(Decentralized Identifier)の実現を推し進めます。

⇒磐梯デジタルコインに関してより知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

地方活性化に向け、Web3を活用する東北地方 まとめ

東北地域は、関東や関西に比べ、まだまだ発展途上な地域が多く、少子高齢化社会をより顕著に感じる地域が多くあります。

今回、紹介させて頂いたプロジェクトはどれも魅力的で東北の観光産業を加速させるエネルギーを持つものばかりです。

しかし、投資家やテクノロジーに知見を持つ有権者までにしか情報が届いていないならば、そのプロジェクトの本懐である「地方創生」を成し遂げるられません。

そのためには、より簡易的に高齢者の方やweb3に明るくない方に伝える努力と体験を通して感じて頂く機会が必要です。

横文字だらけの資料では、地方創生は成し遂げられません。

紹介したMetaAkitaプロジェクトが秋田犬保存会に打診した背景や他のプロジェクトが公的機関から根本的に変革を起こしているのも、東北に住む人々の常識を変える必要があるからです。

その常識を少しだけ塗り替えることで、今よりもっとワクワクする東北地方をweb3の力で創造し、観光に訪れ、そこから移住してくれる人を増加させる第一歩となります。

都市部と差別化した魅力をweb3で表現できるかにこれからの鍵となるでしょう!