
最近巷で話題沸騰のNFT。
よくテレビで聴きたり、Twitter上で見ることが多くなったのではないでしょうか?
その中でもNFTと合わせてMint(ミント)という言葉をよく聞きます。Mint (ミント) とって何?そんな方が多いのではないでしょうか?
今回はMint の説明をします。
そして世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaで、Mintする手順を説明させて頂きます。
Contents
そもそもMint(ミント)って何ぞや?

Mintとは”NFTを生成して発行・作成する“ことを示します。
NFTマーケットプレイスで、自分が作成したデータをMint(ミント)すると、ブロックチェーン上に書き込まれます。
今までデジタルデータはネット上にアップされると、簡単にコピー&ペーストされ、誰が作成したのかわかりませんでした。
しかしブロックチェーン上に書き込まれることで、Mintされたデータは唯一無二のデジタルデータとなります。
わかりやすく言えば、”シリアルデータのシリコン番号が組み込まれるイメージ“です。
シリアル番号が組み込まれたデータは、いくらコピー&ペーストされても、作成者がわかります。
どのようにすればMint(ミント)できるのか?
Mint(ミント)は、NFTのマーケットプレイス”OpenSea”で実施できます。

NFTの出品数やユーザー数共に利用者が非常に多く、さまざまなブロックチェーンに対応しています。
最近日本でもNFTの売買が注目を浴びていますが、ほとんどがOpenSeaを介して売買されております。
OpenSeaはアメリカに本社を構え、2017年12月に設立された「OpenSea社」により運営されています。

Mint(ミント)を作成するにあたり注意点は?不安点は?

Mint(ミント)を作成するに至り注意点があります。それは必ず オリジナルのコンテンツを使用するということです。
NFTマーケットプレイスを通せば、簡単にMint(ミント)することができます。
マーケットプレイスで事前審査もありません。ほんの数分で作成することができます。
しかし、Mintする場合は、必ず自分が作成したオリジナルコンテンツを使用しましょう。
著作権がある他者のコンテンツを勝手にMintしたら、著作権侵害にあたります。
どうすればMint(ミント)することができるのか?

それでは、NFTマーケットプレイスであるOpenSeaにてMint(ミント)する手順を説明していきます。
OpenSeaにてMint(ミント)する事前準備として、主に下記3つの作業が必要です。
- 国内の暗号資産取引所で口座を開設し、ETH(イーサリアム)を購入する
- MetaMask(メタマスク)に登録する
- ETH(イーサリアム)をMetaMask(メタマスク)に送金する
それでは、それぞれ一つ一つ説明していきます。
No.1 国内の仮想取引所で口座を開設し、ETH(イーサリアム)を購入する

国内の暗号資産取引所ETH(イーサリアム)を購入する必要があります。
イーサリアムとは、暗号資産の代表格であるビットコインに次いで「時価総額2位」を誇る暗号資産です。
OpenSeaで使用可能なブロックチェーンはイーサリアムだけではありません。
しかし今回は、イーサリアムを前提に説明させて頂きます。
暗号資産取引所の口座をお持ちでない方がいらっしゃると思います。
その方におすすめは、ダウンロード数No.1である、Coincheckです。下記リンクからご検討ください。
No.2 MetaMask(メタマスク)に登録する
OpenSeaでMintするために必要な事前作業で最難関のフェーズです。
MetaMaskへの登録に関しては、下記リンクでわかりやすく解説しておりますので是非ご覧ください。
ETH(イーサリアム)をMetaMask(メタマスク)に送金する

各暗号資産取引所の口座から ETH(イーサリアム)を MetaMaskに送金します。
MetaMaskのメイン画面のアカウント名にカーソルを合わせると、「クリップボードにコピー」と表示されるので、クリックします。

その後、自分が登録した仮想取引所を起動します。
購入しておいたイーサリアムを上記にてコピーしたアドレスへ送金すれば、MetaMask内でイーサリアムを保有することができます。
以上がマーケットプレイスでMintするために必要な事前準備です。
OpenSea(オープンシー)の登録をする
それでは早速Mint(ミント)をしていきます。
今回は、NFT世界最大のマーケットプレイスである、OpenSeaを利用します。
それではOpenSeaの利用登録をします。まず、OpenSeaの公式サイトにアクセスします。

メイン画面の左下にある「作成」をクリックし、OpenSeaのアカウントを作成します。
「作成」をおしますと、事前に登録したMetaMaskが自動で起動します。
「Sign in」というポップが表示されます。
Sign inとクリックすれば、OpenSeaとMetaMaskの紐づけは完了です。
NFTを管理する場所My Collection(マイコレクション)を作成する
まずは、自分が作ったNFTを管理する場所を作ります。
OpenSea上にある、自分のお店というイメージでしょうか?
それではOpenSeaのトップ画面にアクセス頂き、左下の「作成」をクリックします。

すると、下記画面へと移動します。その後右上にある、青色●にカーソルを動かし「My Collections 」をクリックします。

下記のような画面がでてきます。そして【 Create a collection 】をクリックします。

すると下記画面のような【 Create your collection 】がでてきます。
こちらで自分のMintしたNFTを販売する”お店”のロゴイメージ、バナー画像、名前、URL名等を設定します。

My Collectionの詳細な設定方法に関しては、下記サイトでまとめております。ご参照くださいますよう宜しくお願いいたします。
Mint(ミント)する
それでは、OpenSeaのメイン画面に戻ります。
画面左下の「作成」をクリックします。

すると、下記のように【 Create New Item 】という画面がでてきます。
ここで、自分がMintしたい作品をUploadし、作品の説明も記載します。。
今回は私物の写真データを例としてUploadしました。
ファイルタイプはJPG、PNT、GIF等主要なタイプが使用可能です。またデータ量はMax 40MBです。

最後に画面下にある【 Create 】をおすと、Mintが完了です。

以上がOpenSeaにてMintする手順です。
尚OpenSeaでMintするのに必要な経費(ガス代)はかかりません。
Mint(ミント)のまとめ
以上がNFTのMint(ミント)に関する説明でした。
今回はOpenSeaを利用した場合のMintの説明でしたが、使用するマーケットやトークンにより様々な方法があります。
そのため販売するNFTの特性により使い分けていきましょう。
MintしたNFTを売買されたい方は、下記サイトをご参照頂きますよう、宜しくお願いいたします。
またOpenSeaの設定・仕様は度々変更されています。Mintする際は、各自自己責任で宜しくお願いいたします。