

最近巷で話題のNFT。
自分の作った作品が売れたり、好きなアーティストの作品が購入されたりといい点ばかりが強調されています。
しかしNFTや暗号資産の世界はまだまだ発展途上の領域です。
いわばゴールドラッシュのときのアメリカのように、無法者たちが暴れ回っている世界で、とてもリスクの大きい世界です。
もし、詐欺にあっても、それはすべて自己責任であり、多くの場合、誰も補償してはくれません。
そのため、NFTを始めたいと考えている方は最大限の注意を払う必要があります。
今回はNFTを始めるに至り、事前に知っておいたほうがいい注意点をご紹介させて頂きます。
気をつけるべき点は下の7つです。
- 偽サイトに注意!
- 詐欺メール、ツイート、メールに注意!
- Metamask(メタマスク)の秘密のリカバリーフレーズは絶対に第三者に教えない!
- コピーされたNFTには要注意!
- 見知らぬエアドロNFTには要注意!
- NFT盗難には要注意!
- DiscordのDMには要注意!
最後までこの記事を読めば、NFTに関する大まかな詐欺例を知ることができます。
Contents
NFT注意点: OpenSea(オープンシー)の偽サイト


NFT最大のマーケットプレイスであるOpenSea。
NFTを取引される方々が一番利用されるマーケットプレイスです。
しかし、Googleで「OpenSea」と検索すると、上位の広告箇所に偽物のOpenSeaが出てくる事例が多々報告されています。
下のTwitterはOpenSeaの偽サイトが出現し、クリエーターに注意喚起を促しているツイートです。
偽物サイトにアクセスすると、MetaMask(メタマスク)のシードフレーズの入力を要求していきます。
この場合、絶対に入力してはいけません。
OpenSeaに限らず、新しいサイトにアクセスする際は、公式サイトか否かHPのアドレスをきちんと確認しましょう。
NFT注意点: MetaMask(メタマスク)の偽サイト


“MetaMask”の偽サイトも出現しております。要注意です。
NFT注意点: 詐欺メール、サイト、ツイートに注意!

TwitterでGiveaway企画をすると、必ずと言っていいほどScam(詐欺)のDMもしくはツイートが届きます。
そのため、Scam(詐欺)メールであるか否か、きちんと見分ける必要があります。
メールに添付されているファイルには、有害なウィルスが含まれている可能性が多々あるので注意が必要です。
またメールに記載されているリンクをクリックするだけで、MetaMaskの資産を盗まれたという事象もあります。
1/仮想通貨詐欺被害に遭って、全財産失わないために。
— かねりん@NFT×メタバース | kanerin.eth 🇯🇵 (@kanerinx) October 28, 2021
最近、僕の周りでも、MetaMaskをハッキングされて暗号資産全部失っているひとが大勢います。
今日は、取り急ぎ、被害を防ぐための具体的な手立てをお伝えします。
特に初心者の方は参考になると思います。
最後に参考リンクも貼っておきます。
OpenSeaの偽メールもあります。
opensea騙るメールのキャプチャ。
— うい (@shodai6625) May 5, 2022
売れたアイテムの画像欄をLoadingにして、viewを押させるタイプ。 pic.twitter.com/74fqc23BHH
NFT注意点: Metamask(メタマスク)の秘密のリカバリーフレーズは第三者に絶対に教えない!


MetaMaskを設定する際に入手する、リカバリーフレーズ は絶対に第三者に教えてはいけません。DMで詐欺メールが聞いてくることがあります。
リカバリーフレーズ を教えてしまうと、MetaMaskに入っている資産を全て盗難される可能性があります。
リカバリーフレーズを聞いてきたら、詐欺だと思いましょう!
NFT注意点: コピーされたNFTには要注意!
NFTを購入する際に注意すべきことは、NFTのコピー製品を購入しないことです。
OpenSeaでは誰でもMint(ミント)し、NFTを生成することができます。
Mint(ミント)に関しては、下記サイトをご参照ください。
Mintをする際、OpenSeaにて審査はありません。
またNFTを作成する人の身分確認は必ずしも完璧であるとは言えず、アカウントでの身分の詐称は可能です。
偽アカウントの出現がTwitter上では度々報告されています。
偽物です。
— 青春bot (@seisyunbotdesu) November 5, 2021
Be careful of copies of me.
openseaというイラストをNFTにして販売できるサイトで私がやっているかの様な体裁で誰かがアカウントを作成していました。私がファンアートを商品にすることは一生ありません。 pic.twitter.com/RpSzkgYswu
そのため、自分が購入したいと思うクリエーターのプロフィール欄にある、公式HP、Twittterやインスタを確認するのは必須です。
正式なクリエーターの方がMintしたNFTなのかきちんと確認の上、NFTを購入しましょう。
NFT注意点: 見知らぬエアドロNFTには要注意!
見知らぬNFTが、自分のOpenSeaのアカウントに突如エアドロで送付されている場合があります。
下は私のOpenSeaのアカウントの「Hidden」の一部です。
見知らぬNFTがエアドロップされています。
このようなNFTをクリックするのは大変危険です。
Scamの可能性もあります。見知らぬエアドロNFTには要注意です。

またHiddenに入っている、見知らぬNFTをUnhideすると、ハッキングされたというケースも報告されています。
見知らぬNFTに触るのは危険です。
勝手にAirdropされてhiddenに入ってるNFTをunhideするとハッキングされる情報を見かけたので、技術的に詳細を調査してみました。
— SHIBERU / しべる (@Shiberu_7) February 24, 2022
詳細はリプ欄に書きますが、結論として技術的にあり得る話だと腹落ちしました。皆さん身に覚えのないエアドロは触らない方がいいです。
↓続く↓
NFT注意点: NFTの盗難事件には要注意!
保有しているNFTが盗難される事件が発生しています。
NFTを購入する際、MetaMaskの承認画面がでますが、内容をきちんと確認するようにしましょう。
というわけで、最後に「ハッキング対策」を書きます。
— manabu.nft (@manabubannai) February 2, 2022
・怪しいNFTを購入しない
・Metamaskの認証を読む
繰り返しですが、メタマスクの認証画面が出てきたら、内容を確認しましょう。画像の赤枠を確認します。ここに怪しい名称があるなら、触らないほうが良いです。次のツイートでラストです pic.twitter.com/RKyYlah7e4
NFT注意点: DiscordのDMに要注意!

NFTを始めると、Discordのコミュニティに入られる方が多いと思います。
Discord内ではDM(ダイレクトメール)という機能があります。
見知らぬDMは絶対に開かないでください。かつDMの中に、他サイトへのリンクがある場合は絶対に触ってはいけません。
詐欺である可能性が非常に高いです。
またDiscordでは、必ず2要素認証するようにしましょう。

アカウントが乗っ取られる可能性があります。
Discordを始める際の注意点を下記記事にまとめましたので、よければご参照ください。
NFTの注意点 まとめ
以上NFTを取り扱う際に気をつける注意点でした。NFTを取り扱うに至り、気をつける点が多々あります。
またNFTのScam(詐欺)は日々進化するので、最新の情報を知ることが大切です。
例えば、OpenSeaの公式Twitterを随時チェックし、最新情報を入手するのも一つと思います。
またTwitter上で、NFTのインフルエンサーをフォローし、情報を得ることも大切です。
最後に、NFTを始めるにあたり大事な点をまとめてみました。
- Webサイトが正式なサイトなのか、きちんと確認して開く
- 見知らぬ人からのメールやファイル、そしてサイトを開くのを避ける
- 他者にパスワードを絶対に教えない
- 公式な情報を随時確認する
- 旨い話にはのらない
Scam(詐欺)は日々進化していきます。注意点をきちんと理解したうえで、NFTを楽しみましょう。
NFTの始め方を徹底解説
NFTを始める方法を、下記サイトでまとめています。図を沢山使用しわかりやすくしているので、良ければご参照ください!
暗号資産(仮想通貨)の口座開設
NFTを始めるには、暗号資産が必要です。
暗号資産をお持ちでない方は口座を開設するのがおすすめです。暗号資産の口座はダウンロード数No.1のコインチェックがおすすめです。
暗号資産の口座開設方法は下記サイトで紹介しています。良ければご参照ください。